東京大空襲2012.3.9〜
〜未公開写真から浮かぶ真実とは〜
10万人以上の市民の尊い命が一夜にして犠牲になった3月10日の空襲。
「東京大空襲」は、墨田区や江東区などの下町一帯を焼き尽くした市街地爆撃は知られているが、実は、原宿や銀座など東京の各地が半年余りの間に順番に無差別爆撃を受け、焼き尽くされてきたことが遺族の証言などから浮かび上がってきた。
黙殺されてきた空襲遺族の声。
67年が経った今、遺族たちは「語り残さなければ、東京大空襲の真実は闇に葬られてしまう」という危機感から、閉ざしてきた重い口を開き、真実の「空襲被害」を語り始めている。