専攻と仕事

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■技術系 事業領域/インフラ

船場 琢
船場 琢
鋼構造事業部 東部建築・鉄構部
建築・鉄構開発室
2003年入社 
理工学研究科 建築学専攻
<学生時代に学んだこと>
有孔H形鋼梁の開口補強に関する開発研究
せん断崩壊型H形鋼部材の塑性変形能力改善に関する研究
<現在の仕事について>
建築鉄骨製作の外注管理や、鋼材系制振デバイスの仕様検討・部材設計業務など
<今後取り組みたいこと>
より優れた履歴特性を有する高性能制振デバイスの開発および拡販
鋼構造物を扱うことついては学生時代と変わりありませんが、仕事を通じて製造の現場を肌で感じる機会を得ました。溶接・冶金学の理論と実践、職人技の奥深さ、関係者と試行錯誤する過程で得られる一体感など、机上だけでは得られない経験のひとつひとつに魅力を感じています。
中野 隆
中野 隆
鋼構造事業部 橋梁設計部
第一設計室
2006年入社 
環境学研究科 都市環境学専攻
<学生時代に学んだこと>
円形鋼管を用いた溶接継手の疲労挙動に関する研究 
<現在の仕事について>
鋼床版箱桁橋梁(橋長234m)の設計・架設検討業務を担当
<今後取り組みたいこと>
設計だけでなく、製作・架設についても経験を積み、幅広い技術力を身につけること
橋梁設計の仕事は学生時代からの念願でした。社会資本の建設という仕事は責任が大きくプレッシャーもありますが、その分やりがいも十分です。今はまだ、優秀な先輩技術者達にサポートされてなんとか業務をこなしているところですが、将来的には多角的な視点からより良い構造を追求し、提案できる技術者になるのが目標です。
能登 晋也
能登 晋也
鋼構造事業部
津製作所製造プロセス室
製造グループ
2003年入社
工学研究科 土木工学専攻 
<学生時代に学んだこと>
供用箇所地盤が橋梁の地震時挙動に与える影響を動的解析にて究明
<現在の仕事について>
工場スタッフとして工程管理や整員調整。羽田空港拡張プロジェクトなどの大きな仕事にも携わる
<今後取り組みたいこと>
“日本一の製作所”を実現するために、工場設備の見直しや新しい製作法の確立に寄与したい
学生時代の研究テーマとはほとんど関係のない仕事をしていますが、大学では学ぶことが難しい、“ものづくりの知識”、“ものづくりの精神”を身に付けることが出来る職場です。難工事を完工した時に全員で味わう喜びはわたしの財産になっています。学生時代に学んだ研究等への取り組む姿勢やその進め方は、今の仕事に役立っていると思います。
          
森本 悟司
森本 悟司
鋼構造事業部
津製作所製造プロセス室
沿岸鉄構グループ
1998年入社
工学部 土木工学科
<学生時代に学んだこと>
三次元大気乱流モデルによる港湾域における気象災害シミュレーション(台風・高潮)
<現在の仕事について>
公共工事や民間工事における現場代理人、工場製作の施工計画立案や施工管理
<今後取り組みたいこと>
建設の過程で多様な視点を持ち、その一連の過程で、創造力を発揮すること
専門的な内容について言えば、社会に出て、実際に目で見ることによって、初めて役に立つことが学べると感じました。また仕事の上では、様々な人と連携を取れるよう、常日頃から周囲にアンテナを張り、学んでいこうとする姿勢が大事だと思います。視野を広げ、これからも成長していきたいと思います。